東南アジアで日本人がなんて呼ばれてるか知ってます? 日本人のイメージ 海外の反応
海外の反応みたいのがWebやテレビで人気があるが東南アジアで実際どう思われているのか。
世界中の人々が集まるアンコールワットのある街からカンボジア在住の筆者の印象も含めてのご紹介。
ちなみに筆者はカンボジアの一部の白人の友達からはTakeshiと呼ばれている。
初めてバーであった時からOh takeshi!みたいなノリで呼ばれる。
周りの白人もTakeshiを理解しており北野武の浸透力もすごい。
映画よりもTakeshi's Castle たけし城でより有名っぽい。
中国人・韓国人・日本人に対してのイメージ
3カ国合わせた東アジア人という括りでも物凄く現地で浮いてる存在。
白人も多く住んでおりそちらからの日本人の印象も同様。
中国人 うるさい
完全に同意。
一昔前の日本人とやっていることは同じで集団でバスから降りてきて豪快に買い物をする。
お土産も食事も中華系の店ですべて済ますので在住者は実害がないが観光地などは中国人いっぱいでいろいろ大変とのこと。
若い一人旅の中国人はかなり田舎の出身でも滑らかな英語を喋り国際的なマナーもある。
韓国人 オシャレ・カッコいい
他のアジア諸国同様ポップカルチャーやドラマなどの戦略がハマっている。
ファッション誌も韓国ファッションが一番扱いが多くその次にヨーロッパ。
反面さんざん韓国人がこの国でむちゃしてきたのでカンボジア人は法律で韓国人と結婚できない。
ベトナムも同様に韓国人との結婚は禁止。
その悪評も韓国カルチャーの普及で吹っ飛んでいる模様。
プライベートで接する韓国人は良い奴ばかりなのだが、ビジネスで接する奴は基地◯なのが理解しがたい。
まあ詐欺を自分に仕掛けてきたのを敢えて話に乗った形で付き合うからではある。
日本人 大人しい・英語苦手
海外の反応系だと肯定的な意見が多いのでネガティブ中心で。
私の住まいが観光地なだけに日本人がいまそこまで豊かで無いのはよく知られている。
ナンパのプロというか観光客の女性に喰わせてもらっている友人が結構いるがそういうプロはもう日本人を相手にしない。
そういう人は年間に数ヶ月間、世界各地にいる彼女の国で長期スティしてたりするのだが確かに渡航費用や生活費を工面するほどの甲斐性はいまの日本人だと無さそう。
立ち振舞や気の利かせ方等がイケメンで男の私も惚れかねないレベルの人達です。
お土産物屋の日本語が上手な娘とかも日本人は見てるだけだからねみたいな会話をよくする。
大人しいに関して
どうしても相対的に中韓より全然主張しないし、白人はデカイし怖そうだしという流れ。
中韓の人は結構怒鳴り散らしているのを道とか買い物時にみかける。
こちらでの小売業は物品と対価を交換する対等な関係ですので豪快に店員に撃沈されているのも何度かみた。
日本人に関してはマナーも良く、良くも悪くも商売として扱いやすいのは間違いない。
当然やさしいとかお人好しというイメージもある。
アジア一帯で蔓延するポーカー詐欺でもおそらくメインのターゲット層。
言葉巧みに近寄り自宅に招きそこでポーカーというのがスタンダードな手法。
払いきれない数百万円を日本に帰国後に振り込んだりした事例もある。
日本人はあまい、お人好し、信じやすい?ここまでいくと違うな。
そいつの程度の問題ですね。
英語に関して
日本人が英語が苦手な傾向は事実であり有名
白人のホテル経営者の知人などからも日本人は喋らないしグループで固まってるし薄ら笑いだし対応が難しいとたびたび言われる。
実際私も多いと1週間で5カ国以上の人と英語で会話をするが難しい。
白人もアジア人も英語がネイティブでない人のほうが当然多いし各国の母国語訛りの英語を聞き取るのはいまでも難儀する。
かつて定着していた日本人男性の女遊び等の悪いイメージ
金がないからだろうが今はなくなっている。
日本男子の存在感自体が希薄。
日本人女性はもてはやされている
世界中から人が集まるこの地で日本女性が一番イージー。
ビール奢るとやらせてくれる等々話のネタになっている。
カンボジア男子はかなりの割合で「サキッポ ダケ オネガイ」みたいな日本語を喋り面白い反面切ない。
その発想なかった、おれ日本語でそんなこと言ったこと無いよっていうフレーズが聞くと結構ある。
男性女性関わらずこの地がエイズ大国なのは知っておいたほうが良い。
ワクチン接種等での人災で村ごとエイズという悲劇があったり、日本人との性交渉経由と噂されたり。
確かにカンボジア女子は水商売以外の人は、初めてできた彼氏と結婚する(東南アジアの他国もそういう傾向がある)のが当たり前ですし本来エイズ大国になりづらいと思う。
現地での日本人の呼び名
さて本題の日本人がどのように呼ばれているかだが、この呼び名は東南アジアの広いエリアで浸透している。
アジノモト
オカモト
である。
オカモト
何のことかと言うと、相模ゴムでもなく不二ラテックスでもなくオカモトのことである。
厚さ0.03mmみたいなやつのこと。
日本人の代名詞というニュアンスと避妊具の代名詞というニュアンスどちらもある。
正直岡本性の人がこっちに来るのはかなり厳しいと思う。
ほんとうに。
いや...
岡本氏「俺の名を言ってみろ」
うら若きカンボジア女子「い、言えません Sir」
みたいに楽しみ方は無限大であろう。
言われる頻度としてはアジノモトほど多くなく、また女性は言われないと思う。
現地のバイクタクシー(地域によりいろんな名称がある)ドライバーとかに「アジノモトオカモト!」みたいに繋げて言われたり単独で「オカモト!」とも道を歩いているだけで叫ばれる。
回答例?は「I don't like okamoto hehehe」なのか。
相手の返答もウェッヘッヘとなる。
アジノモト
おそらく、状況によるが蔑称のニュアンスも多分にある。
体験例
・バイクタクシードライバーに道で笑顔でアジノモト!!と声をかけられる時も多くそういう時は完全に悪意なく使われてはいる。
・カフェで食事中に別の東アジア人が来店。
ウェイトレスが大声で他のウェイトレスに何かを指示。
その指示の会話中にアジノモトってワードが入っていて、俺か!?って思って振り返る。
その一部始終をマネージャーみたいのがみててウェイトレスに激怒する。
・若いカンボジア女性と会話してて何回もあるのが、なにか言いたげなのに恥ずかしがってなかなか言わない。
何回か喋ろうとして最終的にいうのが
「ア、ア、ア、アジノモト」
そのあと大概キャー言っちゃった、アジノモトにアジノモトって言っちゃったみたいな感じでキャッキャする。
この場合も言ったらまずいのか悩んでるのかなあと。
そこそこ蔑称のニュアンスがあるのだろう。
ちなみにタクシードライバーが街中でもアジノモトと言うのは参考外であの人達良い奴らだけど品性は持ち合わせていない。
日本語で往来の中、女性の下腹部の名称を大連呼したり普通にする。
模範解答は間違いなく1つ
カンボジア人「ア、ア、アジノモト?」
私「ハイ!!」
もう百発百中でどの場面でも大爆笑間違いなし。
絶対使うべき。
ただこういう場面でもカンボジア人の友達に「お前はほんとに偉いなぁ、日本人なのに」みたいなことをしみじみ言われるのでかなり自虐ネタの様ではある。
そもそも東南アジアで味の素は物凄くポピュラーでありそれ故に日本人の代名詞として定着したのであろう。
なんでハイって叫ぶとウケるのかというのは現地CMでそういう内容があり広く浸透している為。
必要以上に物凄くウケる理由は、”アジノモトに向かってこいつマジでアジノモトって言いやがったよ”という要素にカウンターで自虐のハイ!で切り返したからか。
CMの決めゼリフのようでいろんなバージョンがある。
まとめ
信じられないかもしれないがこっちの都市部の人は自家用車はレクサスが当たり前。
道を走る乗用車10台数えたら内6台レクサスとか普通にあります。
バイクはホンダ。
ならばなぜにトヨタとかホンダと呼ばないのか。
イメージに関しては概ねよいイメージを日本人に抱いている。
唯一直接耳にするのが日本のNGO随分儲けてるよね。
いい車に乗っていい家に住んでとか言われるくらい。
これも日本人から集めた金なので私の友人の豊かなカンボジア人からすると他人事。
アジノモトについては、私が仮に中国人のことをラーメンって呼んだり韓国人のことをキムチって呼んでたとしたら確かに本人の前では言いづらい。
そういうことか。
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