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【ペンギン 動画あり】 3Dプリンターで義足を作って貰ったよ! 9年ぶりに足が戻る 

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9年ぶりに足が戻るまで

3Dプリンターで何でも作れるようになりつつあり、このかわいい小さなペンギンも恩恵にあやかっている。

このペンギンはニュージーランドクライストチャーチにある国際南極センターにいる。

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アクシデントにより左足を失う

いまや元気よくセンター内を動き回る彼だが過去に大きな困難があった。

このペンギンは2007年に釣り糸が足に絡まった状態で発見されその後獣医の判断により左足は切断の処置がなされた。

国際南極センターに保護されて依頼片足の状態で活発に動き回るペンギンではあったが健康な左足や爪にかなりの負担がきており良くない状態であった。

しかし物事は好転しこのペンギンに3Dプリンターで作成した義足を履かせることができた。

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9年ぶりの彼に足が戻ったのである

この彼の新しい足はカンタベリー大学のドン博士からプレゼントされた。

この義足は数週間をかけ幾つものパターンから彼にフィットするものを作りだしたものだ。

とくに義足と根本のつなぎ目のフィットに注意しペンギンの体に負担が掛からないようにしてある。

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そしてペンギンの義足は完全にフィットし走り回ることさえ可能となった。

いまや彼はセンター内を暴れ回りしかも女性の胸を噛じるのが趣味だそうだ。

まだスムーズに歩けてはいないように見えるが慣れもあるのだろう。

なんだかとってもうれしそう。

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まとめ

人が原因で野生動物が傷つくのはみるに耐えないものがある。

釣り糸に関しては意図して捨てたわけでなく糸や針が引っ掛かり切れたものであろう。

ビニールのゴミなどで窒息死する例も後を絶たないが何かしら自然にかえる、分解のできる素材で代用できないものであろうか。

 

また筆者の住んでいるカンボジアでは外出すれば日常的に足のない人を目にする。

いまだに多数残る地雷によるものだ。

3Dプリンターの技術にはこういった貧困とハンディキャップにあえぐ人々の光となってほしい。

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3Dプリンターで義足を作ってもらったよ!赤ちゃんペンギンColumnAseanhttp://asean-news.hateblo.jp

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