セルフトークが脳を活性化させる ー独り言のすすめと6つの効果ー
出典 The Earth Tribe
結論から言うと自分自身に語りかけるということは、おかしな反面頭脳をより活性化させる第一歩とも言える
世界中の賢い人々も自分自身に語りかけるケースは多い。
その一例を上げる。
アルベルト・アインシュタイン
天才の代名詞といえるアルベルト・アインシュタインも自分自身に語りかける独り言が多かったとのことである。
彼は自分自身に同じ事を穏やかに幾度も語りかけていた。
また彼は言語の習得過程において若干の障害があり自分の考えをアウトプットすることも得意ではなかった。
自分に話しかけることが多いという人は精神疾患とくに統合失調症と関連しているケースもある。
しかし健康的でポジティブな行動にも繋がる。
独り言のすすめと6つの効果
Elite Dailyの記者Gigi・Engleが自分自身に話しかける独り言が豊かな才能に目覚める第一歩ということを説明している。
彼女は
世界中のとても優秀な人々は自分自身に話しかける
私達も心のなかの思想家・詩人、自分自身の歴史をよく見るべきだ
と言っている。
自分自身に話すことはこのように役立つ
- 自分自身に話すことでより効率的に脳が働く
- 大きな声の独り言はそのことについてよく理解している時にのみ役立つ
- 自分に話しかけることにより、教わる立場になりより理解が深まる
- 自分自身に話しかけることにより、考えをまとめ整理することができる
- 自分自身に話しかけることは目標達成の手助けになる
- 自分自身に話しかけることによって自尊心を保つことができる
自分自身に話すことにより脳の働きがより効率的に
自分自身に話しかけることが実際に有益であるという仮説のもとこんな実験を行ってみた。
20人の被験者にこちらの指定した物(パンやりんご等)をスーパーで探してくるように指示を出した。
1回目は無言で探し、2回目は大きな声で唱えながら探すというように。
独り言を唱えながら探した時はよりスムーズに対象物を見つけることができた。
大きな声で唱えることで対象物の記憶を呼び起こす効果がある。
大きな声で唱える場合は対象物をよく知っている場合にのみ役立つ。
また自分自身に話しかけながら探すことが常に役立つ訳でなく逆にこのケースだと発見が遅くなる場合もある。
それは対象物のことを知らない場合である。
反面知っている物に関しては(例えばりんごは赤くて丸い)りんごりんごと独り言をすることがスムーズな発見に繋がる。
独り言によって自分を助ける(スムーズに発見する)為に脳内で視覚特性を活性化させるのである。
この行動は
記憶の保持が容易になり記憶力を向上させる
効果がある。
心のなかで唱えるのでなく、実際に声を出すことで耳から情報が入りより脳を刺激する為だ。
自分自身に語りかけることが目標達成の手助けとなる
目標を立てそこまでの筋道を思い浮かべることは容易なことではない。
自分自身に語りかけることはこの目標達成のプロセスにおいて安定した手法である。
あなた自身の目標達成のプロセスを簡潔でより実現しやすくする。
繰り返し語りかけることによりあなた自身の注意を目標に当て考えを補強する効果がある。
また暴走感情や注意力の散漫も抑えてくれる。
モチベーションをより上げるために
独り言をする場合に自分自身のことを私ではなくあなたと言うことでより頭脳が活性化する。
例えば
私は◯◯をする
ではなく
あなたは◯◯をするというようにである。
出典元 sccience Says People Who Talk To Themselves Are Geniuses ByThe Earth Tribe
まとめ
かなり効果が見込めそうで特に自分のことをあなたというのは相当よい刺激になると思う。
問題はどこでセルフトーク・セルフアドバイスをするかである。
一歩間違えるとアウトである。
車通勤の人などは車内で思う存分話せるだろうが。
独り言ではないが筆者はカンボジアの街中をバイクで走りながらよく熱唱している。
これだけでもリスキーで気づくと在住日本人がやや後ろで並走していたりする。
大概人前では恥ずかしくて歌えないような歌を歌っているとこの事態に陥る。
急に歌いやめるのもあれなので歌い続けるが恥ずかしいのでトーンダウンしていく。
その過程や私の心境もすべて見透かされているかと思うと
この辱めから逃れるためには対向車線のトラックにフル加速で突進するしかないのではないかと毎回思う。
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